栄養剤 薬と食品で効果は違うのか!?
栄養剤と一言に言っても、薬品に分類されるものと食品に分類されるものがあります。
薬はよく効く一方で食品はあまり効果がないのではと聞かれることがありますが、一概にそうとは言い切れません。
違いについてまとめてみましょう。
購入方法
食品:個人で購入可能
薬 :医師による処方が必要
種類
食品:豊富
薬 :限定的
味
食品:豊富
薬 :限定的
形態
食品:濃厚流動食タイプ、ゼリータイプなど
薬 :濃厚流動食タイプ、胃瘻専用の半固形タイプ、注射剤など
費用
食品:全額自己負担
薬 :健康保険が使える(ただし診察代、処方箋発行料などは別途かかる)
効果
効果についてもまとめてみたいところですが、それぞれ種類が多岐にわたるため、一概に比較することは困難です。しかし、一つ言えることは少ない量で多くのカロリーを得る、つまり効率的に栄養を摂取するには食品の方が選択肢は多いのが現状です。
成分についても種類により様々です。しかし、医薬品も食品も徐々に工夫がされてきており、成分はどちらもバランスよく配分されていると考えてよいと思います。
■まとめ
注射剤を必要とする状態にない限り、食品の栄養剤の方が選択肢は多い。
価格は保険請求ができない分、食品の栄養剤の方が高くつく可能性が高い。