柿のへたって薬なの??
くだものの柿、この柿のへたは実は薬として使われることがあります。
柿のへたを煎じた「柿のへた煎」なるものが病院などで作られることがあります。
効果はずばり「しゃっくり」です。しゃっくりを止めるには驚かせてもらえばよいだの、息を止めてみてはどうかなど、様々な方法が試みられていますが、このしゃっくりが病態的に止まらない人などに病院では処方されるようです。
作り方は簡単で、柿のへたに水を加えて煎じ、煎じた液を服用するというものです。一種の漢方薬のようなものと考えると想像しやすいかもしれません。
病院薬局製剤事例集などにも取り上げられています。
また最近ではAmazonや楽天などでも「柿のへた(柿蔕(シテイ))」など生の柿のへたをそのまま乾燥させたものや、お湯や水などを入れるだけで柿蔕湯になる顆粒タイプのものまで発売されています。