子どもの粉薬に【ドライシロップ】と記載されているかは要チェック
ドライシロップという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
子どもの粉薬などの名前をよく見てみると「○○○ドライシロップ」と標記されたものがあります。ドライシロップとはどのようなものをいうのでしょうか。
今回は、このドライシロップについてまとめてみたいと思います。
ドライシロップとは
ドライシロップとは、粉薬の一種で、水に溶かして飲むことのできる顆粒状もしくは粉末状の薬です。
糖類や甘味料で甘く味付けされています。主に小児向けの薬として用いられる薬です。
ドライシロップの良いところ
・粉薬としても水薬としても服用できる
・甘い味付けがされており、小児でも飲みやすい
・液剤よりも持ち運びが容易で、保存性もよい
ドライシロップの良くないところ
ドライシロップについては、薬を作る工程で手間がかかるといったデメリットはあるのでしょうが、使用する側には大きなデメリットはないと言えるでしょう。
ドライシロップ使用時の注意点
・水以外の液体(ミルクなど)に溶かすことはやめましょう
ちなみに、シロップとは
子どもの薬で選択されることが多い、水薬の名前を見てみてください。「○○シロップ」とかかれたものが多いのです。
シロップ剤とは、水薬の一種で、糖類や甘味料で甘く味付けされた液状の薬です。
こちらも主に小児向けの薬として用いられることが多いです。
ドライシロップはこの液剤であるシロップ剤を粉薬のような形状にしたもの、と考えて問題ないでしょう。
粉薬の名前を見て、「○○ドライシロップ」と書かれているものは、粉のままでは飲みにくい場合などに水に溶かして飲ませてみる、という選択をとることができます。ぜひ試してみてください。